８７． ページ37
試合が再開し雷門はパスが繋がり始め調子を取り戻していく。
千羽山中からボールを奪ってシュートを放つが、千羽山中の「無限の壁」によってシュートは止められる。
『ふぅん、あれが鉄壁を誇る最強のDF技か……』
そしてそこで前半が終了した。雷門は未だに１点を先制されたままだ。
円「皆！元気出せよ！まだ負けたと決まったわけじゃないんだぞ？
大丈夫！追いつけるって！」
『そうそう。まだまだ君達は戦えるはずだよ。てことで、後半は染岡君のワントップでいこうか』
Aが後ろから皆にそう告げた。
円「え？ワントップで？」
『確かに無限の壁は脅威だけど、あの技には弱点があるのだよ』
風「弱点？」
『フフ、知りたいかい？』
風「あ、あぁ……；」
Aが風丸に顔を近づけてそう言うと風丸は顔を赤くして目線を反らす。
『フフ、風丸君の可愛さに免じて教えてあげよう♪』
風「なっ！？；」
『無限の壁の弱点、それはね……３人の連携技であるということだよ。
だから染岡君は攻撃すると見せかけてできるだけ５番のDFを４番から引き剥がしてほしい。そうすれば無限の壁は使えない』
皆はAの作戦に納得の声をあげる。しかしその中で半田が批判の声をあげた。
半「ちょっと待てよ！豪炎寺を下げるって、本当にそれでいいのかよ！そんなの俺達のサッカーじゃない！
豪炎寺と染岡のツートップ、それが俺達のサッカーだろ！？」
半田がAに向けそう言う。先に口を開いたのはAではなく有人だった。
鬼「わかってないな」
半「なに？」
鬼「いいか？ここはFF！全国の強豪が１位を決する全国大会。そして、そのピッチに今お前達は立っている。
もうお仲間サッカーなどしてる場合じゃない。お前達は全国レベルなんだ！」
皆はその言葉に押し黙った。
豪「……頼んだぞ」
染「お、おう！」
半「豪炎寺……！」
円「やってみようせ半田」
半「っ……わかったよ……」
『……有人、ありがとね』
鬼「当然のことを言ったまでです」
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少年あした - 初コメ失礼します。私は脅威の侵略者編の真・帝国学園の話を読んでみたいなと思いました。 (2019年8月17日 11時) (
レス) id: 38b557149e (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 梅こんぶさん» アフロディとの絡みもよろしくお願いします！ (2019年8月16日 17時) (レス) id: d0447010f9 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - オリオン編も読んでみたいですが、脅威の侵略者やFFIなどの過去編も読んでみたいです！ (2019年8月16日 13時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
ピーナツグルト(プロフ) - 私もオリオン編を読みたいです。投稿がんばってください！ (2019年8月16日 0時) (レス) id: 71818317fb (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 梅こんぶさんの作品はどれも面白くて大好きです。私はこの作品のアレス編を読んでいたときからオリオン編を楽しみにしていたので出来ればオリオン編を読みたいです。 (2019年8月15日 21時) (レス) id: afdc87db98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月14日 17時
