３６． ページ36
御影専農の試合を終えた翌日、帝国サッカー部は練習をしていた。
『有人は？』
佐「雷門中に偵察へ向かっています」
『そう。そういえば、雷門は準決勝まで登り詰めてきたわけだけど、このままいけば決勝戦の相手は彼等になりそうだね』
佐「何故ですか？」
『彼らの次の対戦相手、秋葉名戸学園っていう今大会で一番最弱と呼び声の高いチームなのだよねぇ
噂によれば、彼等はいつもメイド喫茶という場所にいるのだとか』
佐「メイド喫茶、ですか？」
『気になるかい？』
佐「い、いえ、俺はっ……」
『そうかいそうかい気になるか佐久間君。なら一緒に行ってあげても構わないのだよ？』
Aが表情を変えずに真剣な顔でそう言うので佐久間は押し黙ってしまった。
佐「(い、行きたいんだなこの人……；)
わ、わかりました。帰りにでも行きましょうか；」
『なら今日の練習はさっさと終わらせてしまおうか』
その後、練習はいつもより３０分早く終わったのだそうです。
成神「あれ？佐久間さんこれからどっか行くんですか？」
佐「あ、あぁ、Aさんの付き添いでメイド喫茶にな；」
成神「それってデートじゃないっすか？」
佐「は、はぁ！？Aさんが俺なんかとデートするはずがないだろ！あくまで情報収集のためにすぎん！；」
成神「そんなに怒らなくても；」
佐久間の顔は真っ赤になっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りぃー(プロフ) - 続きが見たいです！！楽しみにしてます！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: 768faa15cd (このIDを非表示/違反報告)
カミラ - イラストもすごくて、小説もおもしろいです！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しの地味子さん» 構いませんよ！よろしくお願いします！ (2019年8月12日 22時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
名無しの地味子(プロフ) - はい！頑張ります私のイラスト集の方に乗せるのですが、いいですか？ (2019年8月12日 22時) (レス) id: c0ec3d48e3 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しの地味子さん» いいんですか？スゴく嬉しいです！是非お願いします！ (2019年8月12日 22時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月10日 1時
