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利根川東泉との試合を終えた翌朝。鬼道家の食卓では、有人と灰崎が朝食を取っていた。
朝食を食べている間、灰崎は朝食に手をつけずに黙り込んでいた。
鬼「落ち着かないか？」
灰「あぁ……こういう飯は性に合わねぇ」
袴「性に合わなくとも、お口には合うはずです」
灰「！；」
鬼「どうした？」
灰「いや……；」
鬼「執事の袴田だ。気にするな。
それで、まだ迷っているのか？」
灰「本当にいいんだろうかってな……」
鬼「自分がどの面下げて出て行けるものか……とでも考えていたか？
なんならやめてもいいんだぞ」
灰「……いや、行かせてくれ。俺にはそれしかないんだ……」
その時、二階から誰かが降りてくる音がし、灰崎はそっちを見た。
降りてきたのは、言うまでもなくAで、Aは雷門の制服を着てやってきた。
袴「おはようございますお嬢様」
鬼「お早いですね姉さん」
『あぁおはよう有人。それに……灰崎君も来ていたのだね、おはよう』
灰「お、おう……」
灰崎はこの間Aを殴ってしまったことを思い出し気まずそうに目線を反らした。
袴田に椅子を引かれAは慣れた様子で席について朝食を取り始めた。その動作はどう見てもお嬢様で、灰崎はそんなAに一瞬だけ見惚れた。
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まや(プロフ) - 質問です豪炎寺くんがいつ夢主に告白しましたか？教えてください (2019年11月6日 19時) (
レス) id: f108aab29c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 超長編作品なんてとても嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2019年8月9日 9時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月8日 23時
