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試合が再開し、王帝月ノ宮は今大会で初めて見せるタクティクスで強行突破を仕掛けてくる。
そして野坂がゴールに向かっていったその時、明日人が意表を突いたプレーで野坂からボールを奪っていった。それには野坂も予想外だったのか驚いている。
Aは先程からタブレットをジッと見ている。
つ「スゴいです！敵のタクティクスをあっさり打ち破りましたよ！」
杏「Aさん、彼等に一体どんな指示を？」
『う〜ん、それがねぇ……さっきからタブレットの充電が切れていて指示を出せずに困っているのだよね〜』
つ、杏「「えぇ！？」」
『勝手なことをしてくれちゃってるねぇホントに』
杏「勝手なことって……」
『あのタクティクスは中央に攻撃ポイントを絞って防御ラインをこじ開けていく戦術。
彼等は相手の攻撃ポイントを迅速にフォローするように動いている。それには、選手それぞれの臨機応変な対応力が必要となってくるのだけど……』
つ「じゃあそれってつまり……！」
『そう。彼等は試合の中で進化していっているのだよ。それでこそ、雷門サッカー部というものだ』
道「あいつら……すごいっ」
その時だった。灰崎と野坂が身体をぶつけ合っていると突然、野坂が頭を抱えてその場で苦しみだした。
杏「っ！」
杏奈は野坂が運ばれていくのを見ていち早く駆けつけていった。
『やめとけばいいのに。そこまでしてまで守りたいものって……』
Aは呆れた顔でそう吐き捨てた。
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まや(プロフ) - 質問です豪炎寺くんがいつ夢主に告白しましたか？教えてください (2019年11月6日 19時) (
レス) id: f108aab29c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 超長編作品なんてとても嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2019年8月9日 9時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月8日 23時
