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そして、いよいよてっぺんを決める戦いの始まりのホイッスルが鳴り響く。
試合が開始早々、王帝月ノ宮はグリッド・オメガを使おうとしてくる。だがそれは灰崎の妨害により阻止された。
灰崎は野坂から強引にボールを奪っていくが、野坂はすぐに奪い返す。
そしてすぐにまたグリッド・オメガを発動させた。
グリッド・オメガが発動したことにより、皆は地面に叩きつけられ、全員が倒れている隙に野坂は１点を奪っていった。
王帝月ノ宮の恐ろしいタクティクスに、スタジアム全体は言葉を失っている。
しかしその時、雷門イレブン全員がその場にゆっくりと起き上がってきた。それには王帝月ノ宮イレブンを目を見開いていた。
『全く、起き上がるのが遅いのだよ皆。まぁ島での特訓の疲れからもしれないけど』
道「どうなってるんだ…？」
島に行っていない道成は状況が読めないでいた。
灰「くっくっく……同じ手を何度も喰らうかよ。
俺はグリッド・オメガの瞬間に地面スレスレに真空波を打った。それによって起った小さな竜巻が空気のクッションを作ったってわけさ」
野「……なに？」
服「それに俺達は全員、グリッド・オメガに対する受け身の特訓をしたんだ！」
剛「見たかよ！ニヒル野郎！」
『これでグリッド・オメガはもう使えない……でもこれこそが彼の求めた予想通りの結果』
つ「え？どういうことですか？」
『彼が渡したあのデータ……彼が伝えたかったのは個々の選手データなんかじゃなく、グリッド・オメガの攻略方を探らせるためだったのさ。
結果的に、野坂悠馬は雷門を救ったことになる』
杏「野坂君……」
『はぁ〜あ……本当に気にくわないよね』
Aは溜息を吐きながら小さく呟いた。
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まや(プロフ) - 質問です豪炎寺くんがいつ夢主に告白しましたか？教えてください (2019年11月6日 19時) (
レス) id: f108aab29c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 超長編作品なんてとても嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2019年8月9日 9時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月8日 23時
