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自宅に帰り、Aはすぐに有人の手当てを始める。
『酷い怪我だね。痛むかい？』
鬼「少し……」
Aは消毒液をつけたガーゼを傷にあてていく。
『王帝月ノ宮……連中はとんでもない技を持っていたのだね。流石にあれには驚いたよ』
鬼「グリッド・オメガ……あれの対抗策はないのかっ」
『考えても仕方がないよ。……それより、灰崎君はどうするんだい？』
Aがそう言うと有人は少し黙りAの顔を見た。
鬼「……あいつは俺に任せておいてください。必ず立ち直らせます」
『そう……それを聞いて安心したよ』
Aはそう言って救急箱を直し立ち上がった。
『今日はゆっくり休みたまえ。後のことはお姉ちゃんに任せなさい』
Aは有人の頭を少し撫でて微笑みながら自室に戻っていった。
自室に戻ると、Aは椅子に座り手を口元に寄せて考え込む。
先程触った消毒液の匂いが鼻にツンと香った。
『さぁ、どうやってあのタクティクスを破るか……灰崎君が復帰するまでは時間がかかりそうだね。
はぁ……困ったものだよ』
Aはジッと天井を見上げる。
『……君ならどうする……円堂……』
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。機会があればFF、エイリア、FFI時代の主人公さんの話も読んでみたいと思うくらい楽しいです！これからも梅こんぶさんのペースで頑張ってください！ (2019年8月5日 17時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。梅こんぶさんのイナズマシリーズは外れがないぐらい好みな設定や展開でした。GOシリーズの夢小説読みました。クロスロード編は作り直す事ってお考えになるのですか？また楽しみにしています。 (2019年8月5日 0時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月4日 20時
