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そしていよいよ試合の日となる。
スタジアムには満員の観客が詰め込んでいて、円堂の名前を皆は叫んでいる。
稲「Aさん、試合の作戦は……」
Aは明日人の問いかけに答えようとはせず黙ってベンチに座っているだけだ。
道「明日人、もう行くぞ」
稲「あ……はい」
皆は作戦も指示を受けないままフィールドに向かった。
そして試合が始る。雷門はパスを出しながら一気に前線に繋いでいく。
亀「調子いいんじゃないか……！」
つ「そうですね！」
『(まずは小手調べってところかい……)』
雷門はシュートは打つが、それは全て円堂に弾き返される。
円堂は挑発するかのようにボールを剛陣の方へ技を弾き返す。そして今度は小僧丸が必殺シュートを放つが、それも円堂は技無しで弾き返した。
そのまま弾き返されたボールは利根川東泉に渡り、相手の正確且つ、大胆なパス回しに雷門はボールを奪えないでいた。
亀「こ、これは……！；」
杏「一人一人の能力が特別にスゴいわけじゃない……なのに」
つ「守りも攻撃もかなりのものですね」
『利根川東泉は、パスの一つ一つに相手への強い信頼を感じるね』
杏「真逆、それによってあれほどの恐ろしいまでの連係を実現しているってことですか？」
『だろうね』
試合に目線を戻せば、リベロである利根川東泉の坂野上が前線まであがりシュートを放つ。
だがそれはのりかがしっかりと受け止めていた。
『(素晴らしいチームだよ円堂……やっぱり君の力は侮れないね)』
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。機会があればFF、エイリア、FFI時代の主人公さんの話も読んでみたいと思うくらい楽しいです！これからも梅こんぶさんのペースで頑張ってください！ (2019年8月5日 17時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。梅こんぶさんのイナズマシリーズは外れがないぐらい好みな設定や展開でした。GOシリーズの夢小説読みました。クロスロード編は作り直す事ってお考えになるのですか？また楽しみにしています。 (2019年8月5日 0時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月4日 20時
