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Aがオリオン財団のビルに帰ってくると、入口のところで新条が待ち構えていた。
新「やぁ皇さん。ベルナルド様は一緒じゃないのかい?」
『……ベルナルド様は急用で先に戻られています』
新「そうか……実は君に合わせたい人がいてね。少しついてきてくれるかい?」
『……わかりました』
Aは大人しく新条についていく。
そしてつれて来られた場所はどこかのホテルのバルコニー。そのバルコニーに置かれた椅子に座らされると新条はどこかに行ってしまった。
そして数分後、誰かが突然Aに抱きついてきた。
士「Aちゃん!!」
抱きついてきたのは離脱したはずの士郎だった。
士「ごめんAちゃんっ……僕がもっと早く気づけていたらっ」
『し……ろう……?』
士「!Aちゃん、僕がわかるの!?」
士郎はAから離れてAの顔を見た。
その瞬間、Aは頭を抑えて苦しみ出す。
『うっ……!またっ……お前かっ……!』
士「Aちゃん!?」
新「きっと今、彼女の中で本物の皇Aが戦っているんだろう。彼女と深い関係を築いてきた吹雪君が現われたことで、彼女は自身を取り戻そうと自分に抗っている」
士「そんな……Aちゃん……」
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猫宮 - 照美と士郎のセリフそっくり。。。相変わらずブラコンな皇ちゃん好き。 (2019年10月31日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ラミア(プロフ) - お話楽しみながら見てます! これからも頑張ってください!! (2019年8月16日 21時) (レス) id: be88fed4af (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 早速見ました。ゆっくりでいいので更新頑張ってください(^^) (2019年8月16日 21時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
狼子供ユユコ - 更新頑張ってくださいね! (2019年8月16日 2時) (レス) id: cd680ce46f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 更新待ってます!早く続きが見たいです(^ ^) (2019年8月15日 1時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年7月6日 19時