夜桜と美しき女神７〜オリオンの刻印〜

３３２． ページ32

ユ「す、すまないヴィーラっ」









『ベルナルド様の顔に泥を塗る真似は許さない。









お前達はそこから見ていろ。これが……我々のすべきことだ』









その瞬間、Aの周りの大気や地面が震え始める。









光「こ、これは真逆っ、女神の怒りを打つ気じゃっ」









風「まずい……！DFを固めろ！」









野「待ってください！何か様子がっ！」









その瞬間、Aはその場で飛び上がりシュート体勢に入る。









万「来るぞ！！」









『女神の……＿＿＿＿＿＿＿』









ボールに多くのパワーが圧縮されていく。そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿









『逆鱗……！』









Aの蹴り込んだシュートは地面をえぐりながら周りの人達を敵味方問わず吹き飛ばしていく。









海「きゃあああ！」









のりかは技を出す暇さえなくその強烈な威力を発するシュートにボールごとゴールに突き刺さった。









観客や実況者は目の前で起った恐ろしい威力を持つシュートに言葉を失っている。









イナズマジャパンは今の一瞬で全員がグラウンドに倒れていたのだ。そしてそこで試合終了のホイッスルが鳴った。









３対２で、ロシアの勝利で幕を閉じた。

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