330. ページ30
試合が再開し、ボールはユーリに渡る。
ユ「(なぜヴィーラはあの場から一向に動かないんだ?これもベルナルド様からの命令だというのか?)」
その瞬間、前から向かってくる剛陣に一瞬焦りその隙にボールを奪われてしまうユーリ。
そしてボールは灰崎に渡る。
灰「お前の目を覚まさせてやるよ!Aー!」
灰崎はそう言うとAの横を通り抜けていく。だがAはそれでも一歩も動こうとはしない。
灰「っ!なら遠慮なくいかせてもらうぜ!」
灰崎はそのままシュート体勢に入り、ロシアのゴールにシュートを決め同点に追いついた。
ユ「ヴィーラ!なぜ動かなかった!今のは止められたはずだ!」
ユーリが焦りからかAに不満を言う。だがAは全く動じることなくユーリを見つめた。
その時、Aの耳に付けたインカムからベルナルドの声が聞こえてきた。
ベ「A、そろそろやれ」
『仰せの通りに』
ユ「ベルナルド様からの指示か?」
『ベルナルド様からの指令が降りた。ボールを奪い、私に回せ。一瞬で終わらせる』
そう言うとAは自分のポジションの配置についた。
マ「ユーリさん、どうするんですか?」
ユ「……今のキャプテンはヴィーラだ。それに従おうっ」
189人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫宮 - 照美と士郎のセリフそっくり。。。相変わらずブラコンな皇ちゃん好き。 (2019年10月31日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ラミア(プロフ) - お話楽しみながら見てます! これからも頑張ってください!! (2019年8月16日 21時) (レス) id: be88fed4af (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 早速見ました。ゆっくりでいいので更新頑張ってください(^^) (2019年8月16日 21時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
狼子供ユユコ - 更新頑張ってくださいね! (2019年8月16日 2時) (レス) id: cd680ce46f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 更新待ってます!早く続きが見たいです(^ ^) (2019年8月15日 1時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年7月6日 19時