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鬼「お前達は豪炎寺という男の恐ろしさをわかっていない」
鬼道の言葉で皆は息をのむ。ピッチの絶対指導者である鬼道がこれほどまでに怯える相手は早々いないのだ。
鬼「俺は監督からチームの指揮を一任されている。
試合に出る以上、俺の指示に従ってもらう」
灰「正気か鬼道っ。豪炎寺がどんだけすげーかしらねーが、そいつが相手なら尚更こんな奇をてらった作戦が通用するわけがっ」
鬼「今回の件は、監督も了承済みだ。不満があるなら、監督に直談判でもするんだな」
灰崎はその言葉で黙った。
水「久遠監督が？」
灰「鬼道っ……貴様ァッ」
そしてミーティングが終わり皆はグラウンドに向かった。
その場には鬼道とAが残った。
『真逆灰崎をキーパーにするんだなんて、私も予想外でしたよ』
鬼「お前が提案してきたことだろう。灰崎をFW以外の場所に置くことで何かが変わると言ったのは」
『真逆提案を呑んでくれるとは思ってもみませんでしたよ〜
でもまぁ、GKにされた灰崎が試合にどう影響を及ぼしてくれるのか、楽しみにしていますよ。私は楽しめればそれでいいですから』
そう言ってAも部屋から出て行った。
鬼「鏡月A……月下の道化師の異名を持つMF。
あいつのプレーは優れたコントロール力と女子とは思えないパワーで相手を翻弄し、それは怪しげな光を放つ満月の下で踊り狂う道化師のようだと言われこの異名がついた……
……全く掴み所のないやつだ」
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名無し - 気がつきこの作品大好きなりましたまだ読む慣れないですけどこれからも新しい作品頑張って下さい！ (2019年6月26日 9時) (
レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - reichanさん» ありがとうございます！ (2019年6月24日 15時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - お、星章のお話ですか。がんばってください！ (2019年6月23日 22時) (レス) id: 59496286a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年6月23日 21時
