夜桜と美しき女神３〜オリオンの刻印〜

１１０．番外編５ ページ10

【番外編】タイトル：「襟」(灰崎目線)
※本編とは一切関係ありません。
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朝の練習が終わって昼休憩中。野坂とAと明日人が話居る声が聞こえてきた。








稲「ねぇ、野坂ってどうしていつも襟を立ててるの？」









おい明日人……；そういうのは触れてやらないのが一番だと思うぞ……；









野「さぁ、どうしてだと思う？気になるなら、君もやってみなよ」









稲「えぇ！俺はいいよ！；」









野「そう？じゃあAさんやってみてくださいよ。きっと似合いますよ」









『絶対に嫌だ』









野「僕とお揃いですよ？」









『尚更嫌だ』








Aは余程嫌なのか先程から野坂に襟を立てられないよう襟を押さえて必死に抵抗している。








野坂はそれを面白がって襟を立てようとAにちょっかいを出して居る。









そんな格闘が続いて、昼の練習が始った。









その時、野坂が上機嫌でグラウンドに来た。









灰「おい、Aはどうした？」









野「ん？Aさんなら、ほらあそこ」









野坂の指を差した方を見れば、Aは野坂同様襟を立てて今にも死にそうな顔をしていた。









『絶対に許さないからな野坂……』









灰「お前、何やったんだよ……：」









野「フフ、何だろうね〜」









野坂は気持ち悪いくらいに機嫌がよかった。









Aはその後も死にそうな顔で練習してた。









いやマジで、何があったんだよお前ら……；









おわり。




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その後の夢主です。
ヒロトさんはこの後どうなったんでしょうか……

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