夜桜と美しき女神３〜オリオンの刻印〜

１４８． ページ48

稲「終わったぁ〜！」









練習が終わる頃には夕方になっていた。









『さっさと片づけてシャワー浴びてこよ』









光「あ、俺片付けます！」









『え？あぁ、ありがとう』









一星は皆の分のボールを片付けていく。









剛「頑張ってんなぁ一星」









風「A、シャワー室行くぞ」









『あ、うん』









Aは皆と一緒にシャワーを浴びに行くことに。









シャワーを浴び終え、Aはそのまま食堂へ向かう。









Aは女子なので男子と違ってシャワーを浴びる時間が自然と長くなる。









なのでAはいつも最後らへんに食堂に到着する。









食堂に来ると、一星がマネージャーの代わりに夕飯のスープをよそっていた。









光「あ、Aさんの分はそこに置いてありますよ！」









テーブルに目線を向けると、Aがいつも食べている分の量より少し多めの量が盛り付けられた夕食があった。









光「今日、お昼そんなに食べてなかったみたいなので、夕飯は少しだけ多めにしておきました！」









『よく見てるな本当に』









光「皆さんのことはちゃんと見ていますから！」









『そ、そうか……』









Aはそう言うと一星が入れてくれた夕飯を食べ始めた。









それは驚く程丁度良い量でAは内心驚いていた。









『(うちの執事でもここまで正確な量は出してこないぞ……)』

１４９．→←１４７．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す