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103. ページ3

その翌日も、雷門イレブンの皆はバラバラに練習をしている。









『こうしている間にも、円堂は利根川東泉を前進させているのだろうな……









その時、グラウンドを横切る鬼道の姿が目に入った。









それに気付いた稲森は鬼道に駆け寄っていく。









稲「鬼道さん!どうしたんですか?」









鬼「別に大したことじゃない」









稲「あのっ、灰崎はどうしてますか?」









鬼「心配するな。あいつは俺に任せておけばいい。それとAを呼んできてくれるか?」









稲「あ、はいっ」









稲森は急いでAを呼びにいく。









稲「Aさん!鬼道さんが呼んでいますよ」









『鬼道が?』









Aは鬼道のいるところに向かった。









『何か用か?』









鬼「あぁ。灰崎のことでお前に頼みがある」









『灰崎のことでか?』









鬼「あぁ。俺は灰崎を雷門に入れようと思っている」









『へぇ』









鬼「……驚かないのか?」









『大体予想はしていたよ。今日もその話をしに来たんだろ?』









鬼「フッ、相変わらず察しがいいな。









まぁそういうことだ。だから明日の試合は必ず勝ってくれ」









『そうしたいのはやまやまなんだけどね、何せ私は明日の試合には出られないものだから』









鬼「何?どうしてだ?」









『監督からの指示だよ』









鬼「そうか……なら仕方が無いな。円堂はきっと残念がるぞ」









『だろうな。私も残念だよ。









それじゃあ灰崎の件は私に任せておけ』









鬼「あぁ、恩に着る。じゃあな」









鬼道はそう言うとそのまま帰っていった。

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ツナ(プロフ) - そうでしたか!大事になる前に気が付いて良かったです。 (2020年2月16日 2時) (レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» 確認しました。ツナさんが仰っていた部分以外でも私の作品と似たような描写があったので驚きましたね。ご報告本当にありがとうございました。 (2020年2月16日 1時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» 一応確認しておきますね。報告ありがとうございます! (2020年2月16日 0時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
ツナ(プロフ) - 私は野坂悠馬の姉2の89話辺りからになると思います。 (2020年2月16日 0時) (レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ツナさん» そうなんですか?どの作品でしょうか? (2020年2月15日 21時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年5月28日 23時

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