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66. ページ16

そして練習を終え、Aはヒロトの家に来ていた。









ヒ「何の用だよ……お前も俺を説得しに来たのか?」









『暇だったから来ただけだよ。にしても喉渇いたから水でも取りにいこうと思うけど、お前もくるか?』








ヒ「仕方がねーな」









そう言うとヒロトはスマホをポケットにしまいAと一緒に飲物を取りに階段を降りていった。









その時、玄関から瞳子と星二郎の話し声が聞こえてきた。









瞳「お父さん、偶にはサッカー部の報告に目を通して下さい」









星「全てお前とAさんに任せている」








瞳「それはわかっていますが」









星「タツヤはどうだ?」









瞳「しっかり頑張ってます」









星「そうか」









そう言うと星二郎はどこかに行ってしまった。









『(まずいな……)』









ヒロトを見ると、ヒロトはそのまま部屋に戻ろうと踵を返した。









『あ……』









瞳「ヒロト!」









瞳子がヒロトに気付き呼び止める。









瞳「気にしてるんでしょ?お父さんが、一度も予選を見に来なかったこと……








でもねっ」








ヒ「関係ねーよ」









そう言うとヒロトはそのまま一人で部屋まで戻っていった。









瞳「Aさん、あの子は貴方のことだけは信用しているわ。








どうか、あの子をお願い……」









『えぇ……私としても、ヒロトのあんな顔、見たくありませんから』









Aはヒロトが去っていった方向を見ながらそう呟いた。

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猫宮 - 76話、晴也じゃなくて晴矢です! (2019年10月29日 16時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫華(プロフ) - お話もとても面白いので好きなのですが、イラストもとてもお上手で素敵です! (2019年6月23日 19時) (レス) id: c5633e9a43 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます!言われてみれば似てるかもしれませんね。 (2019年5月29日 19時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - イラストが綺麗で上手でした。アフロディに似てるなぁと思いました。 (2019年5月29日 16時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しさん» 見ました!素敵なイラスト描いていただきありがとうございます!また載せますので、これからも応援のほどよろしくお願いします! (2019年5月29日 8時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年5月25日 1時

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