寿命縮まったんですが６【ツイステ】 (ページ6)

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「だが、そう簡単に俺の傍に置いといてやるわけにはいかねぇな。

おい、テメェら、ちょっと来い！」

嫌な予感がした。レオナ先輩が呼びつけると、後ろから何人かの寮生がやってきた。

「ハイ、お呼びですか寮長！」

「あ、テメェらマジフト大会前にサバナクローにスパイしにきてた奴らじゃねぇか」

「そっち小兎は、前に食いっぱぐれたやつか。

逃した獲物が自分で帰ってきた！へへへ！」

『ヒィィィっ！；』

あの時のトラウマが蘇り、私は後ろに後ずさった。

しかし、背後はレオナ先輩がいて、逃げ場はどこにもない。

「ウチの寮生と勝負しろ。勝ったら、小間使いとして置いてやってもいい。

たった３日とはいえ、サバナクローにか弱いお荷物を置いとくつもりはねぇんでな。

……それが例え、女だろうとな」

『っ！？；』

ボソッと最後の一言が、耳元で呟かれ私はビクッと肩をふるわせた。

「やるしかない……Aさん、２人で頭を使えばきっと勝てるっ」

『い、命懸けぇ～……っ』

「では……お手柔らかにお願いします！」

私達はサバナクロー寮の人達と何故か戦うことになってしまった。