寿命縮まったんですが２【ツイステ】 (ページ49)

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「はあ、はあ……き、昨日よりも上手くできたぞ」

「よくできました♪」

薔薇を一通り塗りおえ、一息つく。手にペンキの匂いが染みついている。

「おっと！そろそろ時間だ。オレくんたち、お仕事終了！」

「「あいあいさ～♪」」

『ぎゃっ！？』

ケイト先輩の分身たちは、一瞬で消えていなくなった。

そして私達は、パーティー会場につれてこられる。

丁度パーティーが始まったところのようで、会場の一番前にはリドル寮長とトレイ先輩の姿があった。

「ふわっ！なんだあの服！かっけーんだゾ！」

「ふふーん。かっこいいっしょ、ハーツラビュルの寮服！

流行も押さえつつ、マジカメ映えもバッチリ☆

というわけでオレもお着替え」

そう言うとケイト先輩は周りの生徒と同じ寮服に魔法で着替えた。

「パーティーの日は正装ってハートの女王の法律でも決まってるからね。

今日はｯサービスでお兄さんがコーディネートしてあげよう」

そう言って私達もその寮服に魔法で着替えさせられた。

制服とは違って少しラフな感じがして着心地が良い。

「おお……！」

「おーっ！めっちゃイケてる！」

「にゃっはー！かっけーんだゾ！」

「みんな似合ってるよ！」

『ユウさんも似合ってますよ』

「ンン”っ！！ありがとうAさん～！

Aさんもすっごく可愛いからね～！！」

ユウさんがそう言って私の手を取って微笑んでくれる。

似合っていると言われて、嫌な気分はしなかった。