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「ずっと笑顔で話してきて気味の悪いやつだとは思っていたが、まさかこの俺を毒にあてようとするとはな」
『やだなぁ、そんな睨まないでくれ。人体に一切の害はない、微量の毒さ。
舌が少しピリつく程度のね。……おっと』
クルーウェルはAの喉元にマジカルペンを向け強く睨み付けてくる。
Aはマジカルペンを構えられてもなお、笑みを浮かべていた。
「俺に取り入ろうとして、何が目的だ」
『言っただろ？僕は、キミと友人になりたい。本当にそれだけなんだ』
「友人になりたいと考えているやつは、紅茶に毒を盛ったりしないと思うが？」
『試したのさ。毒すら見分けられないつまらない人間なんて、一緒にいてもこっちだってつまらないだろう？
僕はね、退屈なこの学生生活を刺激的なものにしたいのさ。この紅茶のようにね』
Aは毒入りの紅茶の入ったポットを見ながらそう言う。
「……お前、相当イカれてるな」
『ふふ……そう言われたのは初めてさ』
クルーウェルは紅茶で体を濡らしながら微笑むAを見て呆れたのか、マジカルペンをしまい頭を抱えた。
「厄介なやつに目をつけられたな…」と呟くクルーウェルをAは楽しげに見ていた。
Aの濡れた体は、いつの間にか乾ききっていた。
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猫又黒氏(プロフ) - 間違いでパスワードのお願いを送ってしまいました。お時間をとってしまいすみません。これからも更新楽しみにしております。頑張ってください！(ムーン) (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 3ab987cd18 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ムーンさん» 何のパスワードでしょうか？ (2020年10月7日 16時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！パスワード教えてもらえないでしょうか。 (2020年10月7日 14時) (レス) id: 3ab987cd18 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - パスワード教えてもらってもいいですか？ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 85e3055b1c (このIDを非表示/違反報告)
和 - 続編おめでとうございます!!いつも楽しく拝見させて頂いております。これからも更新楽しみにしておりますね。 (2020年8月23日 17時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月23日 13時
