６３． ページ13
『おや、こんなところにいましたか。お怪我はありませんか皆さん』
「当然だ。ダイヤモンドのユニーク魔法のおかげだな」
マレウスは、群衆に巻き添えになっている、ディアソムニア寮生の変装をしているケイトたちを見ながらそう言った。
『ではドラコニアくん、観客を誘導するのをお手伝い願えますか？』
「フン。僕に頼み事をしてくる恐れ知らずな教師はお前くらいだ」
マレウスはそう言いながらも、Aと共に魔法で観客を安全に誘導し、ようやく観客たちの暴走もおさまった。
『やれやれ。こんな大人数を相手にすると、やはり疲れますね。
歳でしょうか』
「冗談も大概にしておくことだな」
『ドラコニアくんは本当に手厳しいですねぇ』
Aは肩が凝っているアピールなのか、肩を回して背伸びをする。
そして会場の外に出てまたがっていた箒から降りる。
『一先ずはこれで一安心ですかね。さて……他の生徒の様子を見に……』
その時、ディアソムニア寮のリリア・ヴァンルージュが飛んでやってきた。
「おぉ！丁度良かったわい。エトワールや、今すぐサバナクロー寮に行ってはくれまいか？
レオナ・キングスカラーがオーバーブロットを起こしたのじゃっ」
『なんですって？
……わかりました。すぐ向かいます』
Aはそう言うと、理由も聞くことなく鏡舎の方へ走って行き、サバナクロー寮へ向かった。
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猫又黒氏(プロフ) - 間違いでパスワードのお願いを送ってしまいました。お時間をとってしまいすみません。これからも更新楽しみにしております。頑張ってください！(ムーン) (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 3ab987cd18 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ムーンさん» 何のパスワードでしょうか？ (2020年10月7日 16時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 続編おめでとうございます！パスワード教えてもらえないでしょうか。 (2020年10月7日 14時) (レス) id: 3ab987cd18 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - パスワード教えてもらってもいいですか？ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 85e3055b1c (このIDを非表示/違反報告)
和 - 続編おめでとうございます!!いつも楽しく拝見させて頂いております。これからも更新楽しみにしておりますね。 (2020年8月23日 17時) (レス) id: efc5c7c00a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月23日 13時
