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それから授業を終えた放課後、Aは授業終わりと同時に学園長に捕まっていた。
学園長とAは歩きながら話をする。
「全く話の途中で逃げ出さないでくれますか」
『授業がありましたので』
「なら放課後は授業もありませんし平気ですよね？」
『放課後は部活の顧問としての仕事がありますので』
「貴方、部活の顧問なんてやっていましたっけ？」
『先日お誘いを受けまして。一緒に活動しているんですよ』
「……その部活とは？」
『山を愛する会、です』
「部員１人じゃないですか！？」
『１人だからこそ危険があってはいけないでしょう？』
Aはスタスタと歩いていき、学園長はAを引き留めようとついてくる。
「とにかく話だけでも聞く姿勢をですね！！」
『ではどうぞお話してください。ちゃんと聞いてますので』
「だったら歩みを止めてくれませんかね！？」
するとその時、大食堂の方から何かが壊れるような大きな音が聞こえてきた。
さすがにその音を無視できないAは足を止める。
『何の音でしょうか……硝子が割れる音？』
「……私の長年の勘が言っています。”嫌な予感がする”と」
『…………行ってみましょうか』
Aと学園長は少し早歩きで大食堂へ向かった。
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梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
