４２． ページ42
そんなことがあった翌日。
生徒がオーバーブロットしたということだが、学校は普通に授業が行われていた。
『色変え魔法の基本は、変えたい色のイメージを強く頭で念じることが大切です。
たとえば、薔薇を赤くしたいなら、赤い薔薇を強くイメージし、林檎を青くしたいなら青い林檎をイメージする。
今、皆さんの目の前に白い羽根が置かれていると思います。
今からそれを、白い羽根から青い羽根に変えてもらいます。赤でも黒でもダメですよ』
Aの「始め」の合図で、生徒たちはマジカルペンを持って白い羽根に色をつけていく。
１、２回で成功する要領の良い生徒もいれば、一向に青く染まらない生徒も中にはいる。
Aはそんな生徒の元へ行きアドバイスをしていく。
『頭の中に強く青い羽根をイメージするんです。
目の前にあるのは、幸せを運ぶ青い鳥が落としていった羽根……
さぁ、強く念じて……』
「色よ……変われ……っ！
やった！青になった！」
『上出来です。フェルミエくん』
Aは青くなった羽根を見て喜ぶポムフィオーレ１年のエペルを見て小さく微笑む。
『色変え魔法は、次の期末前にもう一度課題として皆さんに出題します。
今日学んだことを忘れないよう、復習はしておくように。
部屋にあるものを使って、練習しておくのもいいですね。
……では、今日の授業はこれで終わりです。皆さん、お疲れ様でした』
Aがそう言うと、生徒達は教室を出て次の授業の準備をしにいった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
