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それから食堂へやってきたA。
厨房でコーヒーを淹れようと向かうと、誰かの話し声と甘いお菓子の香りが漂ってきた。
『……おや？君たち、こんな時間までお菓子作りですか？』
「あ、エトワール先生」
食堂には、ハーツラビュルのトレイ、ケイト、エース、デュースと、グリムとユウがいた。
厨房には、トレイたちが作ったであろう、栗の自然な甘い香りが漂う、マロンタルトがあった。
『マロンタルトですか。今の時期にピッタリなお菓子ですね。
明日の『何でもない日』のパーティー用ですか？』
「はい、そうです。丁度完成して試食会をするところで。
先生もどうですか？」
『僕はいいです。コーヒーを淹れたら職員室に戻らないといけませんから』
Aはそう言うと厨房の冷蔵庫の中からミルクを取り出し、魔法でパパッと湯を沸かしてコーヒーを淹れる。
『君たちもコーヒー飲みますか？』
「オレ砂糖多めで〜」
「僕はミルクと砂糖で」
「先生っ、コーヒーくらいなら俺が淹れますよっ」
『お菓子作りで疲れているでしょう。手間もかかりませんから、君たちは座って食べていてください』
Aはそう言うと、人数分のカップを取りだしてコーヒーを淹れはじめた。
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梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
