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授業が終わると、生徒達は昼食のため食堂へ向かう。
Aも教室を出ようとしたところ、ユウが駆け寄ってきた。
その後ろにはエースとデュースもついてきていた。
「エトワール先生っ！さっきはグリムが失礼なことを言ってしまい申し訳ございません……」
『おや。フフ……別に気にしていませんよ。
グリムくんのようなことを言ってくる方は沢山いますから。
それに、つまらないというのは事実ですからね』
Aが優しくそう言うと、ユウはAを見てボーッと魚のように口を開けて見てくる。
「や、優しい……」
「先生って、なんか優しすぎません？
他の先生とかと比べて……」
「あぁ……まともだ……」
『フフ……さぁ、君たちも早く昼食を取りなさい。
昼休憩が短くなってしまいますよ』
Aはそう言うとコートを靡かせながら教室を出て行った。
「ほぁ……優しい先生だぁ……」
「あぁいう優しいとこしか見せねえヤツほど、ヤバいって言うけどな〜」
「先生はそんな人じゃないよ！」
「何の信頼だよ；怖ぇーよ；」
「ん？おい、グリムは？」
「…………嫌な予感」
エースたちとグリムの追いかけっこが始まった。
中庭で走り回っているその様子を、Aは上からジッと眺めていた。
『優しい、か……フッ、君にはそう見えているんですね』
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梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
