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今日から１年生の授業が本格スタートする。
Aも授業のため、１年の教室へ向かう。
１年生初の授業はＡ組からだった。
教室へ入り、教壇に立つと生徒達が必然的にAに注目する。
生徒の中には、今日から生徒として登校しているユウとグリムの姿があった。
エースとデュースもこのクラスのようだ。
『初めまして。このクラスの実践魔法を担当する、A・エトワールです。
早速ですが、今日は授業を始めます。
テキストの２ページを開いてください』
Aがそう言うと、グリムが声をあげる。
「先生〜！オレ様、ド派手な魔法を使う授業がやりたいんだゾー！」
「こ、コラグリムっ！」
「だってつまんないんだゾ〜！」
グリムが駄々をこねているのを、ユウが必死に止め、エースとデュースは呆れ顔で見ていた。
そんなグリムを見てAは微笑みながら口を開く。
『魔法を扱うためにはまず、基礎から学ばねばなりません。
基礎が構築され、初めて魔法を使用することが許されます。
料理と同じで、基礎を知らねば出来上がるのは悲惨な生ゴミだけ……
１年生のうちは、そういった基礎基本をお教えします。魔法をするのは、それからですよ』
「つまんないんだゾ〜……」
グリムがダレているのを尻目に、Aは教科書を開き授業を始める。
生徒たちはものの数分で眠りにつく者が多くいた。
Aはそんな生徒たちを見て、「おやおや」と困った顔をするだけだった。
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梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
