３． ページ3
モンスターが捕まり、学園長は魔力を持たない人間に詰め寄って行く。
「どうにかしてください！貴方の使い魔でしょう！？
しっかり躾けを…………え？貴方のじゃない？」
「さっきから何度も言ってるじゃないですか！」
「……そ、そうでしたっけ？
ゴホン！では、学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりはしません。私、優しいので。
エトワール先生、お願いします」
学園長にそう言われ、Aは前に出て首輪がついてもなお暴れているそのモンスターを掴んだ。
「ぎにゃー！離すんだゾ！
オレ様は……絶対、絶対！大魔法士になってやるんだゾー……！」
『”眠れ”』
Aがそう言って杖をモンスターに向けると、そのモンスターは気絶したように眠りについた。
『では、このモンスターを外へ連れていきます。
どうぞ、式を続けてください』
Aはそう言うと眠っているモンスターを猫を抱くかのように優しく抱きかかえると、鏡の間を出て行った。
「少々予定外のトラブルはありましたが、入学式はこれにて閉会です。
各寮長は新入生を連れて寮へ戻って下さい。
……ん？そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが……」
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梅こんぶ(プロフ) - シャノさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年8月19日 23時) (
レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
シャノ(プロフ) - 42. で、復習だと思われるところが、復讐になっていました。こちらの間違いでしたらすみません。気になったのでコメントさせていただきました。 (2020年8月19日 19時) (レス) id: b2bfb3614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月15日 11時
