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猫耳を生やした女の自分の姿を鏡で見て、バケモノでも見たかのような絶叫を上げるA。
よく見れば、尻尾も生えており、Aは口を大きく開けて固まっていた。
「さすがはクルーウェル先生ね。人を獣人族にする魔法薬……完璧な魔法薬だわ」
「まさかネコになるとはな。トレイン先生が喜びそうだな」
「よかったじゃねぇか。このままサバナクロー寮に転寮するかぁ？」
『僕が……僕が一体アンタらに何をしたって言うんだ……』
Aはゾンビのような擦れた声を出して後ろの３人をジッと睨み付けた。
「元に戻りたかったら、ガラに参加するしかないわね。
男だけのむさ苦しいファッションショーに、一輪の花を添える……
アンタにしか出来ないことなのよ！」
『納得いかねぇー！』
「これも学園を守る為だ。お前も、留年は嫌だろう？」
クルーウェルにそう言われると、Aは「うぐっ」と声を漏らし大人しくなる。
『……終わったらちゃんと元に戻してくれるんでしょうね』
「あぁ、もちろんだ。解毒剤も既に用意してあるから心配するな」
『あーもう！！こうなったら自棄だかんな！！』
「コラ、女子が汚い言葉を使わない！」
声を上げたAは、ヴィルに頭を叩かれていた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
