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「手持ちの豆が１０粒に、『３０秒だけ小さくなれる』魔法薬と、『１０秒だけ早く走れる』魔法薬……ふむ。
僕に少し考えがあります。お耳を貸していただけませんか？」
ジェイドにそう言われ、皆はジェイドの話に耳を傾けた。
「＿＿という作戦です」
「なるほどね。一か八か、賭けてみようじゃん」
『それ、マジでやんのか……？；』
「負けたらお仕置き……ですよAさん」
『っしゃ頑張るかァ！！』
Aは「うおおお！」と気合いを入れるフリをしている。
そして一同は、コロシアム前まで向かう。
「では、みなさん。これより竪琴奪還作戦開始です」
「あの怪物を仕留められるのは、監督生ちゃんだけ。頼んだよ」
「監督生さん。僕たちの命、貴方に預けます」
「絶対に仕留めます」
『なんでそんなやる気なん……』
「お前はもうちょっとシャキッとしろー！」
グリムにそう言われ、Aは溜息をつきながら心持ち背筋を伸ばす。
「ってわけで、最終決戦前に撮影！
……と、思ったけど、今はやめとこ。勝ったらみんなで写真撮ってアップしよーね！」
「はい、ぜひ」
「んじゃ。レディ・ゴー！！」
Aたちは、コロシアムの中へと入って行った。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
