野郎共、思い出せ。僕は男だ。３【ツイステ】

１１３． ページ13

「ところで、僕ら農民チームはコロシアムの竪琴を奪還しに行かねばならないわけですが……

やはりこれから先を生き残っていくために、僕もビーンズシューターを手に入れるべきですよね」


「ヒッ……さてはオレ様たちのビーンズシューターを奪おうとねらってるな！？コレはやらねぇんだゾ！」



グリムはジェイドの前に立ってビーンズシューターを取られまいと大の字に腕を伸ばしている。



「いやですねぇ。そんなわけないじゃないですか。ねぇAさん？」


『お前ならやりかねねぇから何とも言えねぇよ』


「酷い言いようですね」



ジェイドはそう言うとAを担いでいる腕に力を込めてくる。



『い、いてぇ！！腹が締まるぅ〜〜〜！！』


「全く。そんなことを言う悪い子は、アズールの前に突き出しますよ」


『待て、アズールに捕まるのだけは癪すぎる。やめろ』



Aがそう言うとジェイドはニコニコと満足げな笑みを浮かべて腕を緩めた。

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