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141. ページ41

アズールが学園長に呼び出されてから数分が経った。


相変わらず寮は暑苦しいままだ。先ほどから寮生たちがラウンジにやってきては冷凍庫の中身に何か入っていないか確認しにきては帰って行く。


Aはそれを水槽の中から見ているだけだった。



『おい、あいつらさっきからラウンジの食いもん漁りに来てんのに放っておいていいのか?』


「この暑さの中、僕らに動けと?」


「雛ペンちゃん代わりに絞めてきてよ〜」


『絶対に嫌だ』




Aもリーチ兄弟も、暑さでどんどんやる気を失っていく。


その時、アズールが寮へと帰ってきた。



「あ、アズールお帰り〜」


「どうでしたか?空調の問題は解決しそうですか?」


「実はですね……」



アズールは空調がおかしくなっている原因をAたちに説明した。



『妖精に魔力を供給してる魔法石が、妖精に盗まれてたぁ?』


「取り戻すにはそのフェアリーガラというイベントに潜入して魔法石のついたティアラを偽物とするかえる……」


「んで、その作戦に選ばれたのが〜、トドとラッコちゃんってことぉ?」


『「「へぇ〜〜〜」」』





Aたちは、すでにその話に興味を示していない様子だった。

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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時

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