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スカラビアの一件から、数日が過ぎた。
相も変わらず、Aやユウたちにこれといった変化はなし。
Aに至っては、顔には出さないが、この世界に存在することすら疑問に思うことが疲れてきている様子だった。
そして現在、談話室ではAとユウの2人きり。
セバスチャンとグリムは、厨房で昼食の用意をしている。
ちなみにグリムは見に行っているだけだ。
薪が燃える音とソファが軋む音だけが耳に入ってくる。
「(なんか、気まづいな……よく考えてみれば、Aくんと2人きりなんて、Aくんがここへ来た日以来だもんな……)」
先程からこの世界の歴史小説を読んでいるAを、ユウはじっと見つめていた。
『……なんだ。そんなに見られていると穴が開きそうだ』
Aが口を開くと、ユウは慌てて目を逸らした。
「ご、ごめんねっ。2人きりってなんか変に緊張しちゃって；」
「あはは」と笑って誤魔化すユウを見て、Aは本を閉じてトランプを徐に取り出した。
『ポーカーのルールくらいは知ってるな』
「え？」
『僕を無意識に見つめるほど暇なんだろ。
さっさとカードをとれ』
「あっ、う、うんっ！」
ユウは配られたカードをとりAとポーカーを始めた。
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ユリ - 答えてくださりありがとうございます！すごくこの小説が好きなので良かったです たのしみです！ (2020年9月25日 17時) (
レス) id: 9f4a8dbb0c (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます。ストーリー沿いですので、もちろん５章も作成する予定です。前編２がもうすぐ配信されるということで、それ以降に作成できたらいいなと考えております。 (2020年9月25日 17時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - すみません・・・質問なのですが５章のポムフィオーレ編は書かれますか？答えてもらえると嬉しいです (2020年9月25日 16時) (レス) id: 9f4a8dbb0c (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - やばい！ おもしろすぎるっ！！！ってほどによかったです (2020年9月17日 18時) (レス) id: 9f4a8dbb0c (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年9月8日 23時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月1日 15時
