夜桜の木の下には彼女がいた６～FFI編～ (ページ3)

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病院から電話がきた。

秋「はい……はい……わかりました」

円「秋、響木監督は？」

秋「予想以上に難しいみたいで、まだ手術は続いてるらしいわ」

円「そうか……」

飛「響木さん……」

円「響木監督は自分のフィールドで戦ってるんだ！

俺達も負けるわけにはいかない！この試合、絶対勝とうぜ！」

「「おぉー！」」

そして後半戦が始ろうとしている。

イナズマジャパンは虎丸に変わって染岡を入れてきた。

そして試合開始のホイッスルが鳴り響く。

ザ・キングダムのキックオフから試合が始る。しかし相手は一向に攻めてこない。

その時、苛立ちを覚えたAを口を開いた。

『がっかりだ！』

「「！」」

皆は驚きの表情でAを見る。

『ガルシルドから解放されて本気のザ・キングダムが見れるかって期待してたのに。

そっちがその気じゃないならっ！』

その瞬間Aがロニージョに向かって走っていく。

ロ「くっ！」

『遅い！』

Aはあっという間にロニージョからボールを奪っていってしまった。

『これが、イナズマジャパンのプレーだ！』

Aはそのままボールを持って攻め始めた。

そしてAの走っていく方向にはラガルートが立ち塞がる。だがAはそのまま後ろを見ずに吹雪にパスをだし、ラガルートを抜いた。

『行くよ士郎！』

吹「うん！」

二人はシュート体勢に入った。

吹、A『「氷天百花双・改！」』

二人の放ったシュートは相手に技を出させる間もなくゴールに突き刺さった。

イナズマジャパンは後半開始早々同点に追いついた。

吹「やったねA！」

『わかったから抱きつくなって！；』