夜桜の木の下には彼女がいた６～FFI編～ (ページ16)

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試合再開。得点は１対０でチームガルシルドがリードしている。

虎「Aさん！」

虎丸からボールが渡る。その時前から相手がこちらに走ってくる。

その瞬間、Aは空高くジャンプをし躱そうとした。だが相手はAよりはるか上に飛びボールを強引に奪っていった。

そのせいでAはそのまま落下してしまう。

『う”っ……！』

ヒ「Aちゃん！」

『大丈夫っ』

相手の猛攻は止まらない。

しかしその時不動が相手のボールをうまくカットした。

鬼「今だ！デュアルタイフーン！」

「「おぉー！」」

皆は鬼道と不動を囲むようなフォーメーションに移った。

その必殺タクティクスで一気に前線へあがっていく。

へ「いかせません！」

その時虎丸が前に飛び出し、ヘンクタッカーを抜いた。

へ「なっ！」

虎「グラディウスアーチ！」

虎丸の必殺技が炸裂しゴールに向かっていく。しかしそのシュートは相手のキーパーにしっかりと受け止められてしまった。

そしてそこから相手のカウンター攻撃が始り、再びゴール前へ。

円「今度は止める！」

その時＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

大「ガン！シャン！ドワンだ！」

「「！」」

円「そうか！そうやって気を溜めれば！」

円堂は大介に言われたようにその技を試す。

円「ガン！シャン！ドワン！！」

しかしその技は不発に終わり、円堂はそのままゴールにボールごと突き刺さってしまった。

大「ちがーう！ガンシャンドワーン、じゃない！

ガン、シャン、ドワンだ！」

鬼「わかるか？；」

『いや、全く；』