１２８． ページ28
サバナクロー寮生達がモストロ・ラウンジにて騒ぎを起こしている間、アズールはVIPルームにいた。
「ふふ……ジェイドとフロイドは首尾よくやっているようですね。
これでオンボロ寮も、あの写真も、もう僕のものだ」
１人部屋の中で含み笑いをしながらそう呟いていた。
その時、「コンコン」と扉を叩く音がし、寮服を着た生徒がVIPルームに入ってきた。
「失礼します、支配人！」
「なんです、騒々しい」
「申し訳ありません。『モストロ・ラウンジ』で問題が……」
「なんですって？」
「客同士が揉めて騒ぎになってるんです。
今、ジェイドさんもフロイドさんもいないので……」
寮生がそう言うとアズールは席を立った。
「まったく。食事処で埃を立てるなと躾けられていないんですかね。
わかりました。僕が行きます。あちらはジェイドたちに任せておけば大丈夫でしょう。やれやれ……」
そう言うとアズールはVIPルームを出て行き、その場には寮生のみが残された。
「……行きましたよ、坊ちゃん」
『ふん、大した演技力だな、セバスチャン』
寮生だと思われたその者は、変装をしたセバスチャン本人だった。
『さて……次はラギーたちがの出番だな』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 786人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透明中毒者 - すごい好みの作品です。早く坊っちゃんの右目について誰か聞かないのか、と毎回ドキドキしています。お体に気を付けて更新、頑張ってください。 (2020年7月22日 23時) (
レス) id: 2b715cf35f (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - とても面白いです。続きが気になります。頑張ってください(^-^) (2020年7月20日 22時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月18日 20時
