１１９． ページ19
アズールとの契約満了まで、残り１日となった。
その日の夜、帰ってきたユウとグリムはレオナの部屋を掃除させられていた。
「今日は君たちにレオナさんの部屋を掃除してもらうッスよ」
「宿代分、きっちり働けよ草食動物ども」
「なんでAは座って本なんか読んでるんだゾ！？オマエも働けー！」
グリムはソファに座ってこの国の歴史書を読んでいた。
『僕の分はセバスチャンがやった。僕がやる必要がどこにある』
「まぁ、セバスチャンさん、この寮の隅々まで綺麗にしてくれたし、レオナ先輩の夜食も作ってくれてるし、文句は言えねーッスけどね。
さぁ、まずは脱ぎっぱなしの服を適当に洗濯カゴにいれて机の上を片付けるところからッス。
アクセサリーはこっちの引き出し、本はあっちの棚。あらかた片づいたら、雑巾で拭いて」
「子どもじゃねぇんだから、掃除くらい自分でやれってんだゾ」
「あ？なんか言ったか？」
「ヒンッ……なんでもないれす」
グリムとユウは渋々片付けを始めた。
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透明中毒者 - すごい好みの作品です。早く坊っちゃんの右目について誰か聞かないのか、と毎回ドキドキしています。お体に気を付けて更新、頑張ってください。 (2020年7月22日 23時) (
レス) id: 2b715cf35f (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - とても面白いです。続きが気になります。頑張ってください(^-^) (2020年7月20日 22時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月18日 20時
