８２． ページ32
「く、くそっ！いったん退却だ！」
「覚えてろよ……！」
スカラビア寮生たちは勝てないと悟ったのか次々とオクタヴィネルから逃げて行く。
「オラ、散れよ小魚ども！アハハッ！」
「みなさまのまたのご来店、お待ちしております」
スカラビア寮生たちは全員いなくなり、静けさが漂う。
「にゃっはー！！やったんだゾ！見たかコンニャロ〜！」
「助けてくれてありがとうございますA先輩！」
『自惚れるな。僕は僕の完璧なヘアスタイルを乱されたことに腹を立てただけだ。
決してお前達を助けたわけじゃない。良い迷惑だ。
アズール！今ので傷ついた机と椅子の修繕費はオンボロ寮につけとけ」
「はい。そのように」
Aがそう言うとグリムとユウはギョッとした顔になった。
「えーっ！？金取るんだゾ！？」
「タコ殴りにされそうなところを救ってあげたんです。安いものでしょう？」
『僕もお前たちに巻き込まれた分の慰謝料を請求してやろうか』
「ご、ご勘弁をっ……」
「オレ様たち、スカラビアの揉め事に巻き込まれてひでぇ目にあったばっかりだってのに……
やっぱりこの学園にはロクなヤツがいねぇんだゾ」
「……なんですって？」
『スアラビアの揉め事、だと？』
Aとアズールがグリムの言葉に反応を示した。
「話せば長くなるんですか……」
ユウは自分たちに何があってこのようなことになったのかをAたちに話した。
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らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
