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『お前は……お人好しなのか馬鹿なのか……いや、その両方か？
こいつらがこうなったのは自業自得なのに、よく助けようと思えるな』
Aがそう言うと、エース達が罰が悪そうな顔になっていた。
「実は学園長からのお願いでして……」
『学園長の？ほぅ……』
Aは何かを考え込むようにしてうつむいた。
「先輩？」
『……いや、何でもない。
それで？泊まるところがないなら、僕の部屋に来るか？』
「へっ？」
ユウの顎を掴んで目線を合わせながら妖艶に笑うA。
「ちょ、こいつはサバナクロー寮で預るっ」
ジャックがAとユウの間に入って引き剥がした。
『あの獣臭い所にか？フッ、まぁ仔犬にはそっちの方が居心地はいいかもしれない。
何せ、僕らの寮にはそこら中に”触れてはいけない毒”が蔓延しているからな」
Aがククク…と笑うのに対し、ユウたちは顔が引きつっていた。
『気を付けろ。躾のなっていない狂犬に食われないようにな』
「は、はぁ……わっ！？」
Aはユウの腕を引きそっと耳打ちした。
『お前は、女なんだから』
Aがユウにしか聞こえない声でそう言うと、ユウは顔を真っ赤にして固まってしまった。
『ククク……じゃあな仔犬ども。夜中に吠えるのだけはやめてくれよ』
Aはそう言うと寮に帰っていった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
追記：監督生(ユウ)ですが、こちらの小説では”男装女子”という設定でいかせてもらいます。
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らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
