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グリム「オ、オイA。いきなりキツいこと言いだしてどうしたんだゾ」
グリムがAを見上げてそう言う。
『そんなだから、２人とも歯が立たないんだよ』
Aがそう言うとエースとデュースは険しい表情になる。
デュース「ぐっ……。し、しかし……一体どうしろっていうんだ」
『ちゃんと作戦を立てるべきだと思う』
エース「作戦？それってみんなで仲良く協力しろってこと？
ハッ、なにそれ寒ッ。よくそんなこと真顔で言えんね」
デュース「同感だ。こいつと協力なんか出来るわけない」
グリム「でも……入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ」
グリムの言葉にエースもデュースもぐうの音も出なくなる。
その時、Aが何か思いついたように口を開いた。
『一つ提案があるんだけど……』
エース「……はぁ、わぁったよ。やればいいんでしょ、やれば！
＿＿＿で、どんな作戦？」
Aは３人にその作戦の内容を伝えた。
作戦内容を話し、A達は再び鉱山前にやってきた。
グリム「A……ほんとにその作戦上手く行くのかよぉ……こわ……いや、不安なんだゾ」
『大丈夫、きっとなんとかなる！』
Aは腹を括ったような表情をしてそう言った。
デュース「ああ、＿＿＿行こう、A！」
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年6月30日 17時
