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クロウリー「……そうだ、一つだけ。一つだけシャンデリアを直す方法があるかもしれません」









クロウリーのその発言にエースとデュースは顔をあげた。









クロウリー「このシャンデリアに使われた魔法石はドワーフ鉱山で発掘されたもの。








同じ性質を持つ魔法石が手に入れば修理も可能かもしれません」









クロウリーがそう言うとエースとデュースの目の色が変わる。








デュース「僕、魔法石を取りに行きます!行かせてください!」









クロウリー「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません。








閉山してしばらく経ちますし、魔法石が全て掘り尽くされてしまっている可能性も高い」









デュース「退学を撤回してもらえるなら、なんでもします!」









クロウリー「……いいでしょう。では一晩だけ待って差し上げます。








明日の朝までに魔法石を持って帰ってこられなければ君達は退学です」









デュース「はい……!ありがとうございます!」









エース「はーぁ。しゃーねえ。んじゃパパッと行って、魔法石を持って帰ってきますか」









クロウリー「ドワーフ鉱山までは鏡の間の扉を利用すればすぐに到着できるでしょう」









デュース「はい!」








エースとデュースは鏡の間へと向かって行った。それと同時にグリムが目を覚した。








グリム「ハッ!な、なんだぁ……?オレ様は一体なにを……」









『ずっと気絶してたほうが幸せだったかも。







はぁ……とんでもないことになったなぁ』









Aもグリムを抱えてエースとデュースを追いかけていった。

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年6月30日 17時

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