人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ44)

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文化祭も終え、１１月も下旬に差し掛かる頃、Aを含めたインターン組が相澤に呼び出された。

相澤「雄英で預ることになった」

教員寮へやってくると、そこにはエリちゃんがいた。

麗日「わーエリちゃんやったー！」

『フフ、いつでも会えるようになったわね～』

梅雨「私、妹を思い出しちゃうわ、よろしくね」

エリ「よろしくお願いします」

緑谷「どういった経緯で…！？」

相澤「いつまでも病院ってわけにはいかないからな」

相澤はそう言ってA達を外に呼び出した。

相澤「エリちゃんは親に捨てられたそうだ。血縁にあたる八斎會組長も長い間、意識不明のままらっしくて、現状寄る辺がない」

通形「そんでね、先生から聞いたかもしんないけど、個性の放出口になってる「角」」

切島「はい、縮んでて今は大丈夫って聞きました…」

通形「わずかながらまた伸び始めてるそうなんだ」

麗日「じゃあ…またああならないように…？」

相澤「そういうことで、養護施設じゃなく特別に雄英が引取先となった。

教師寮の空き部屋で監督する。様子を見て…強大すぎる力との付き合い方も模索していく。検証すべきこともあるし…まァ、おいおいだ」

梅雨「相澤先生が大変そう」

通形「そこは休学中でありエリちゃんとも仲良しなこの俺がいるのさ！忙しいだろうけど、皆も顔だしてよね」

「「もちろんです！」」

天喰「エリちゃんが身体も心も安定するようになれば…無敵の男復活の日も遠くない」

通形「そうなれば嬉しいね」

相澤「早速で悪いが３年、しばらく頼めるか？」

通形「ラジャっす！オセロやろっと！」

緑谷「僕らもいいですか！」

相澤「Ａ組は寮へ戻ってろ、このあと来賓がある」

『来賓？』