人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ42)

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その後Aは爆豪と一緒に出店などを見て回った。

その間も爆豪はAから手を離すことがなかった。

Aもそのことについては気付いたいたが言わないでいた。

周りはそんな二人を見てヒソヒソと話をしている。

「あれって付喪さんだよね？」「隣にいるのって同じＡ組の爆豪じゃ…」

「手ェ繋いでるんだけど…！？」「付き合ってんのあの二人！？」

Aはそんな声すら聞こえていないほど、この状況に凄く浮かれていておりAの周りには花が咲いているようにも見えた。

爆豪「おい、こっち向け」

『はい？』

爆豪の方を振り向くと、口の中にたこ焼きをねじ込まれた。

爆豪「どうよ」

『美味し……辛い』

たこ焼きには唐辛子でも入っているのかと疑う程辛かった。

爆豪「ハッ！普段からあんな甘ーアイスばっか食ってるからだな！勝ったァ！」

爆豪は涙目になってたこ焼きを食べているAを見てそう言った。

爆豪「ほらよさっさと水飲めバーカ」

爆豪は水を渡すとAはその水を一気に飲み干した。

爆豪はそんなAを見てこっそり笑っていた。