人の皮を被った鬼陸【ヒロアカ】 (ページ24)

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３分が経ち、部屋に戻ってきたA達。

通形「失礼しまァす！！」

バブル「終りました？物凄い音立ててましたけど」

『ナイトアイ、結果はどうでした？』

サー「採用ですよ、A嬢」

『あらやったじゃない緑谷少年！』

ナイトアイの言葉に緑谷が一番驚いていた。

緑谷「ええ！？全く達成できてないですけど！？」

サー「印鑑を受け取り自分で押せとは言ったが、出来なければ不採用とは言っていない」

緑谷「そんな…」

通形「緑谷くんやったねえ！」

『フフ、ナイトアイ、笑ってましたね』

サー「……」

ナイトアイは部屋の中を片付けながら、それに関しては何も答えなかった。

サー「貴様が来ると聞いた時点で採用は決定していた」

緑谷「え……」

サー「貴様が使えぬ人材ではないこともわかった」

緑谷「え…！」

サー「象徴なき今、人々は”微かな光”じゃなく”眩い光”を求めている。たとえ彼の意に反しようとも、現代、誰がその力にふさわしいかプロの現場で痛感してもらう」

ナイトアイは緑谷の手に印鑑を落とした。

緑谷「よろしくお願いしますっ！！」

意気込んでいる緑谷の顔をAは横目で見つめ小さく微笑んだ。