人の皮を被った鬼陸【ヒロアカ】 (ページ22)

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２７２．ページ22

サー「社会に対し自分はどう貢献できるのか、他者に対し自分がどう有益であるか、認めてもらう為にはそれを示さねばならない。

オールマイトはパワーとユーモアを用いて示した。犯罪に脅える人々に希望を与えた。だから人々は彼を受け入れた」

緑谷「僕が…社会にどう役立てるのか…」

サー「貴様が我が社にどう利益となるか、言葉ではなく行動で示してみるといい。

３分。３分以内に私から印鑑を奪ってみよ。私の下でヒーロー活動を行いたいのなら、貴様が自分で判を押せ」

緑谷「えっ………え！！？；」

サー「ユーモアではセンスの欠片もない貴様にチャンスをやろうというのだ。どうだ、私は優しいだろう」

緑谷「(な、なんか、若干Aさんに言動が似ている…！？)」

サー「ミリオとバブルガール、A嬢は退室を」

通形、バブル「「あっはい」」

サー「元気がないな」

通形、バブル「「イエッサ！！」」

『頑張ってね緑谷少年～見えないところから応援してるわ～』

緑谷「あっ、はいっ！」

Aは手をヒラヒラと振って通形達と退室していった。

『通形先輩もあのような実技面接を？』

通形「俺はサーからの指名だったからやっていないよ」

バブル「気に入られてんだよね全くもーあたしゃウラヤマですよウラヤマ！」

通形「タハーーーッ」

『通形先輩は確かに面白い方ですもんね～』

通形「そーお？どの辺が！？」

『お顔とか？』

通形「ハハッ！君ってたまにズバッと言っちゃうよねー！」