人の皮を被った鬼肆【ヒロアカ】 (ページ42)

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そしてその日の晩、Aとオールマイトは退院となり、自宅に帰るところだった。

そんな時、オールマイトが口を開いた。

オールマイト「Aちゃん、少し寄りたいところがあるんだけどいいかな？」

『どうせ緑谷少年のところでしょう』

そして二人は海浜公園へ向かい、海辺で緑谷が来るのを待っていた。

それからしばらくして、緑谷が走ってやってきた。

オールマイト「お！やっと来た！」

緑谷「オールマイト…！」

オールマイト「遅いよもーー！！」

緑谷「オールマイト…」

オールマイト「テキサス……ＳＭＡＳＨ！！」

オールマイトは緑谷の頬を思い切り殴り飛ばした。

『あらら……』

オールマイト「君ってやつは、本当に言われた事を守らない！！

全てが無に帰るところだったんだぞ。全く誰に似たのやら…」

緑谷は殴られた頬に手を当て黙り込んだ。

オールマイト「緑谷少年、私ね、事実上の引退だよ。もう戦える身体じゃなくなってしまった」

オールマイトはマッスルフォームになるが、それもすぐにとけてしまう。