夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ31)

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イナズマジャパンからのボールで再開する。

鬼「虎丸！こっちだ！」

虎丸から鬼道へボールが渡る。

鬼「A！行くぞ！」

Aは鬼道の合図で前へあがっていく。

チェ「パーフェクトゾーンプレス！」

その瞬間、鬼道と虎丸がパーフェクトゾーンプレスの中に閉込められてしまう。

チェ「次なる餌食は貴方です」

鬼「ここは泥のフィールドだ。さぁ、奪ってみろ！」

その瞬間鬼道がボールを高く蹴りあげた。

南「俺が奪ってやる！」

しかし南雲が高く飛んだその更に上をいくAにボールを奪われてしまう。

『フッ』

南「何！？」

『虎丸！』

虎「泥のフィールドってこういうことですか！」

そしてパスがどんどん繋がっていく。

鬼「(やはりパーフェクトゾーンプレスは地面を走るボールのみ有効な戦術なんだ！

お前達が俺達の精神とフィールドを支配すると言うなら、こっちはもっと立体的にフィールドを支配してみせる！)」

そしてあっという間にボールはゴール前にいるヒロトに渡る。

ヒ「流星ブレード！」

だがそのシュートは止められてしまう。

南「チッ、お前また高くなってやがんな」

『私がこの三ヶ月、何もしてないとでも思ってたのか？』

Aは自信ありげに南雲を見てそう言った。

南「面白え。次は絶対に奪ってやるよ」