時をとめて３【ヒロアカ】 (ページ40)

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それから轟の部屋に到着する。

そして皆は轟の部屋を見て驚く。

Ａ組「「和室だ！？；」」

『お前、私に部屋の作りは違うとか言ってなかったか』

轟「実家が日本家屋だからよ。フローリングは落ち着かねぇ」

上鳴「理由はいいわ！」

峰田「同日即リフォームってどうやったんだお前！？」

轟「頑張った」

上鳴「なんだよこいつ；」

葉隠「Aちゃんとは真逆のタイプの部屋だぁ！」

砂籐「やっぱイケメンのやることはちげーなぁ；」

芦戸「じゃあ次！男子最後はー？」

砂籐「お、俺；」

皆は砂籐の部屋へ向かった。

砂籐の部屋にやってくると、見た目は至って普通の部屋だった。

砂籐「まあつまんねぇ部屋だが」

切島「轟の後は誰でも同じだぜ」

尾白「てゆーかイイ香りするのこれなに？」

砂籐「あぁいっけね忘れてた！；だいぶ早く片付いたんでよ、シフォンケーキ焼いてたんだっ；

皆食うかと思ってよ。ホイップがあるともっと美味いんだが……」

その時、Aが砂籐の後ろで物欲しそうにケーキをジッと見つめているのに気付く。

砂籐「えっと……；食う？；」

Aは無表情のままだったが、目を輝かせて頷いた。

轟「A、ケーキ好きだもんな」

他の者達もケーキを一緒になって食べていた。

Aは砂籐の作ったケーキを食べて心なしか幸せそうな顔になっていた。

上鳴「守りたい、あの笑顔……」

瀬呂「笑ってはねーけどな；」