時をとめて３【ヒロアカ】 (ページ29)

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その後、Aは迎えにきた両親と共に自宅に帰り、自室での絶対安静を両親に言い渡された。

父「全く、大事な時期にこんな怪我を負わせるなんて」

母「雄英の危機管理体制にはほとほと呆れるわ」

『雄英が悪いんじゃない……敵の動きが良すぎたんだ……』

母「……何はともあれA、貴方は部屋から出ないこと。食事も持ってくるから部屋で勉強でもして安静にしていなさい。

怪我が治るまでは、どこにも行かせないわよ」

そう言って両親は部屋を出て行った。

Aはその後、スマホで今雄英がどうなっているのかを調べていた。

するとテレビでは、校長先生含め、相澤とブラドキングが謝罪会見を開いていた。

『メディア嫌いの相澤先生が……完全に悪者扱いだな……』

Aは自室の鏡の前に立ち服をまくしあげ自分の腹部を見つめた。

『こんな怪我がなければ、私だって……』

スマホには、記者会見がずっと流れている。

『無事でいてくれよ……焦凍、皆』