時をとめて３【ヒロアカ】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:118,204 hit

１０３．ページ3

演習試験は、二人一組で対戦し次々と合否が決まり、期末試験は無事に終了した。

そして試験の翌日＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

芦戸「皆っ……合宿の土産話、楽しみにしてるからっ……」

演習試験をクリアできなかった者達がこぞって絶望的な表情を浮かべていた。

そして教室に相澤がやってくる。

相澤「おはよう。今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た。従って林間合宿は……

全員行きます」

相澤がそう言うと、一部の者達が喜びの声をあげた。

相澤「赤点者だが、筆記の方はゼロ。実技で切島、上鳴、芦戸、砂籐、あと瀬呂が赤点だ。

今回の試験、我々敵側は、生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るよう動いた。

でなければ、課題云々の前に詰むやつばかりだったろうからな」

尾白「本気で叩き潰すと仰っていたのは……」

相澤「追い込むためさ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点取ったやつこそここで力をつけてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつだ」

飯田「またしてもやられたっ……！さすが雄英だ……！

しかし２度も虚偽を重ねられると、信頼に揺らぎが生じるかと！」

麗日「うわぁ～水差す飯田君」

相澤「確かにな、顧みるよ。ただ全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。

お前らには別途に補習時間を設けてる。ぶっちゃけ学校に残っての補習よりきついからな」

そう言われて補習組はがっかりした顔になっていた。