時をとめて【ヒロアカ】 (ページ10)

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１０．ページ10

相澤「１３号、避難開始。学校に電話たおせ。センサーの対策も頭にある敵だ。電波系のやつが妨害してる可能性がある。

上鳴、お前も個性で連絡試せ」

緑谷「先生は！？一人で戦うんですかっ？あの数じゃ、いくら個性を消すと言っても……

イレイザーヘッドの戦闘スタイルは、敵の個性を消してからの捕縛だっ、正面戦闘は……」

相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん」

緑谷「えっ」

相澤「任せた１３号」

相澤はそう言うと一人、敵達に向かっていった。

その間に生徒達は建物から出ようと走り出した。

しかしその時、生徒達の目の前に中央広場にいた黒いモヤのような人物が立ちはだかった。

黒霧「させませんよ。初めまして、我々はヴィラン連合。

僭越ながらこのたびヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。

本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるはず……ですが、何か変更があったのでしょうか。

まぁ、それとは関係なく、私の役目は……」

その時、爆豪と切島が黒いモヤに向け攻撃を仕掛けた。

切島「その前に俺たちにやれらることは考えなかったか！」

爆煙が晴れていくと、その黒いモヤは平然とそこに立っていた。

黒霧「危ない危ない……そう、生徒といえど、優秀な金の卵……」

１３号「ダメだ……どきなさい二人とも！！」

黒霧「私の役目は、貴方達を散らして、嬲り殺す！」

その瞬間、黒いモヤが生徒達を覆い尽くし、モヤが晴れるとそこには生徒達の殆どがいなくなっていた。