時をとめて【ヒロアカ】 (ページ9)

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９．ページ9

相澤「よーし、そんじゃまずは……」

訓練が始まりそうになった時、室内の電気が全てショートしていく。

その時、相澤が慌てて振り返った。

相澤「一塊になって動くな！１３号、生徒を守れっ」

そこで生徒達は広場の中央に視線を向ける。するとそこには、黒いモヤのようなものと、そこから出てくる大勢の者達が目に入った。

切島「なんだありゃ？また入試の時みたいなもう始まってんぞパターン？」

相澤「動くな！あれは……敵だ！」

相澤はそう言って戦闘態勢に入った。

『(入学初日だってのに……とことん私はついてないな)』

切島「はぁ！？敵！？バカだろっ、ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ！」

八百万「先生っ、侵入者用センサーはっ」

１３号「勿論ありますが……」

轟「現われたのはここだけか、学校全体か……何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうことができるやつがいるってことだ」

『校舎と離れた隔離空間……そこにクラスが入る時間割……

バカだがアホじゃない。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

一同はAと轟の言葉に息を呑んだ。