時をとめて【ヒロアカ】 (ページ27)

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２７．ページ27

ＵＳＪ襲撃事件から翌日。学校は臨時休校となり生徒達は自宅待機するよう命じられた。

母「だから言ったのよ。雄英なんて反対だってね」

父「考えを改める気になったかA。今からなら士傑に入っても十分に追いつけるぞ」

『士傑に入るつもりはない。寧ろ昨日の事件のおかげで直に敵と接触をして経験を積むことができた。

アンタらが何と言おうが、私は雄英で学ぶ』

Aはそう言うと家のトレーニングルームに籠もり、ただひたすらにトレーニングを続けた。

『はぁ、はぁ……一芸じゃヒーローは務まらない、か……

私も何か、時間を止める以外の戦闘方法を見つけるべきか……』

Aはそう言いながら汗をタオルで拭き取っていた。

リビングから聞こえてくるテレビでは、USJ襲撃事件についてのニュースが流れている音が聞こえてくる。

『ヴィラン連合……また会うことになるんだろうな……それまでにどれだけ強くなれるか……』

Aはそう呟くと再びトレーニングに戻った。